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「健都」に吹田市民病院が開院-2

2018年11月17日(土)、地方独立行政法人 吹田市民病院 の開院式が開催され、式典出席者及びメディア向けの内覧会も行われた。

充実のリハビリテーション施設

4階には広いリハビリテーションルームを設置。
単に機器をそろえるだけでなく、自宅での生活や外出も想定したトレーニングができる設備が整えられている。
理学療法士も増員した。


リハビリルームの奥にあるリハビリガーデンでは、退院後の活動のためのトレーニングができるよう、芝生や坂道を設置。
リハビリルームではできないトレーニングができるようになっている。



リハビリルームの一角に用意された「住居」スペースには、畳が敷かれ、階段や押し入れも設置。
この写真の反対側には、システムキッチンと洗濯機、一般住宅用のシステムバス、トイレも設置。
退院後、自宅での生活のためのトレーニングができる。

おかあさんと子どもたちのための医療設備

LDR(Labor=陣痛/Delivery=分娩/Recovery=回復)ルーム設置も新病院の目玉のひとつ。最新の機器や設備で新しい命の誕生を待つ。
また、同じフロアには小児病棟も設置、子どもたちにも優しい工夫が施されている。


LDRルーム。移転の発表をしてから産科の予約も少しずつ増えているそう。



産婦人科の扉。「真っ白で殺風景だったので貼りました、私たちで ^^ 」
いい病院にしたいと言うスタッフさんたちの思いを感じた。



基本的に母子同室。こちらは治療を必要とする赤ちゃんのための設備として充実させた。



小児病棟の病室。柵のあるタイプのベッドは5,6歳くらいまで。それ以降は大人と同じベッドを使用するそう。



小児科病室の扉にはひとつひとつ異なる動物のプリントが。
数字の読めない小さな子も見分けられるように。(「ライオンのお部屋がいいな」なんて子も出てきそう)
小児科病棟には他に、プレイルームや屋上庭園、学習室も設けられている。



小児病棟はスタッフステーションも楽し気。
病室の扉にいる動物たちが乗った汽車が春夏秋冬の景色の中を進んでいる。
柱のオレンジは、小児病棟のある東病棟のテーマカラー。



こちらが一般病棟のスタッフステーション。
西病棟はグリーンがテーマカラー