レバー鈎
レバー鈎は、胃、胆嚢、膵臓などの開腹手術において、肝臓(レバー)を圧排(持ち上げる)する際に使用する鋼製器械。 肝臓鈎、レバーハーケンとも呼ばれる。
似た形状の、腹壁鈎、直角鈎、腸圧定箆などがあり、術野がよく見えるよう、周辺の臓器が傷づかないようにするために使用される。
レバー鈎。これは大人用のサイズで、全長は22cm程度。
斜めから見たところ。臓器を傷づけないようにすべて面取り加工させている。
撮影協力:村中医療器株式会社