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  手術針

傷口を縫合したり、組織(血管など)同士を吻合したりするときに使用する。 裁縫の時のように針の穴に糸を通す場合もあるが、昨今は1本の糸の両端にあらかじめ針がついているものが主流で、持針器で針部分を把持して使用する。


糸の両端に針がついているものが主流

針は直線状のものよりも弯曲しているものが主流。
素材と太さは手術する部位や手術の目的によることが多いが、弯曲具合は医師の好みによるところが大きい。


持針器で針の部分を把持して使用する


糸も針同様、太さ、長さはもちろん、抜糸の必要のない溶ける糸、切れにくい糸など、素材もさまざまである。


極細の針と糸