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治療椅子

耳鼻咽喉科の治療椅子は、患者の首(頭)を固定する役割もある。高さを変えられるだけではない最新の治療椅子をレポートする。

耳鼻咽喉科診療用チェア。一番大事なのは頭を固定する部分。

 

患者の身長(座高)はまちまちなので、着席した患者が診察しやすい高さや角度になるよう治療椅子のポジションを調整する必要がある。
座面の上下、椅子の左右の向き、リクライニングの角度を3カ所のコントローラーで調整できるのが特徴。
看護師さんが操作できるように背もたれの横に、医師が操作できるように診療ユニットに、そして同じく医師が診療中に手を使わず操作できるようにフットスイッチも用意されている。
背もたれの両側には上下・リクライニング・回転解除を行うボタンの他に、設定した座面高さやリクライニングの角度にワンタッチで調整できるボタン(写真右上の1~3)が用意されている。
診療ユニットにある(医師の手元にある/写真右中央)「R」ボタンは「Return」の「R」。診療を終えた患者がこの治療椅子から降りた後、次の患者のために座りやすい初期ポジションに戻すためのボタンまで装備されている。(一部オプション機能)

治療椅子の操作は3カ所で行える。設定した椅子の高さにワンタッチで調整できるポジションメモリー機能(オプション)付き
一番大事な「頭受」部分の調整は半手動。緑色のボタンを押しながら、患者の首と頭がちょうどいいように調整する。最初はちょっとコツがいる。
フルフラット状態にもなる。

さらに、総重量130kgのこの治療椅子を移動させる機能も装備している。
治療椅子の足元にあるボタンを押すと本体内部のキャスターが降りてきて、軽々動くようになるしくみ(外からキャスターは見えない)。
車椅子の患者を診察するときや、診察室のワックス清掃を行うときも、スムーズに移動できるようになるという。
動く様子はこちらの動画でどうぞ。

ただ座るだけでなく、患者が座りやすいこと、診療しやすいこと、診療が終わって椅子から降りやすいことなども考えられている、優れものの治療椅子だった。

取材協力第一医科株式会社ショールーム > ENT+(イーエヌティープラス)

 

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