編集部
とある計測機器メーカーさまから(まだナイショですが)ご連絡をいただきました。
「病院の音と声問題をなんとかするプロジェクト」にご興味をお持ちいただいたとのこと。
編集部のモチベーションが新型コロナの影響をもろに受け、「病院の音と声…」どころかこのサイト運営も滞っていたところに、思わぬ、そしてとてもうれしいメールでした。
何度かメールでやりとりをしたのち、
オンラインMTを行いました。
オンラインMTには、
音の専門家の方、ソフト開発の方、ハード開発の方、企画担当の方と、
4名も参加してくださって、
病院の音と声に関する情報交換を中心に1時間半くらいお話をさせていただきました。
音を小さくする方法は、医療機器も他の機器や家電製品と同様に対策できるのでは?とのこと。
モーターなど内蔵している装置からの音を外に出さないようにする、
物が動くことで起こる振動音は振動そのものを抑えることで、それぞれ軽減できるのではないか、ということでした。
医療機器の場合、特に手術室やICUでは、空気清浄度を守らなければならないので
吸音材の素材には制限がありそうだけど、そこのところはどうなんだろう…(これは編集部のひとりごと)
自動車内に施されているノイズキャンセリングの機能を、患者さんのベッドまわりに施すという方法もあるとのこと。
あと、気になっていた騒音計の話も少し。やはりスマホアプリや市販の数千円の物では計測できないことがあるので、プロ仕様のものを使うのがいいと。
そして、実務的な活動の前に、今回のMTでうかがった内容をもう少し詳しく伺って、連載記事にさせていいただくことになりました。
で、後日提出したその企画書がこちら。
いよいよ、5回(+1回)の連載「透析治療室の音をなんとかする方法」が始まります。
お楽しみに!
(にっぽんの病院編集部 2020/12/23)