編集部
透析室はうるさい。
と、いうことを、2019年の冬、知ることになった。
透析治療を続けているデザイナーの知人に、書いてもらったにっぽんの病院の原稿で、である。
デザイナー目線で医療施設の設えや、医療に関するIoTの話は想像していたが、
音問題が出てくるとは想像していなかった。
後日、彼が治療を受けているクリニックにも一緒に取材に行き、
そこでも透析室の音の話が出たが、解決策はない様子。
それからずっと頭の片隅に、音問題が引っかかり続けている。
そこで、
まずは自分のまわりの音がどのくらいなのか、
無料アプリでいろいろな音量を計ってみることにした。
使うことにしたアプリはこちら↓
弊社オフィスは通常 45dB くらい。
電話がかかってきたり、近くの話し声などが聞こえると MAX 63dB くらいになる。
南海電車の車内は 58~79dB。
新型コロナで在宅勤務をしているのだが、この家は 25~30dB、
今原稿を書くのにキーをたたくとPCのすぐ近くは 35~40dB、
まぁまぁ年季の入った冷蔵庫(2003年製)からときどき聞こえるブーン音は 56dBあたり。
電気ケトルの沸騰中の音は 50dB 前後で、沸騰したときのカチッ音は 77dB。
・・・音の計測、ちょっと楽しい。(笑)
こちらのグラフは、阪急電車 京都線の十三駅から大阪梅田駅までの車内の音。
まだ透析装置の稼働音を聞いたことがない編集部。
その音を実際に聞いて、計測してみなければいけないと思っている。
(にっぽんの病院編集部 20/04/07)